定　款

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決算報告書・事業報告書・活動予算書

代表挨拶

高校時代に生まれた「なんでおんなじ親に育てられているのに、私と弟で親との関係がこんなに違うのか？」という疑問。
 
その答えに向かうヒントは、母からの「まぁ、お父さんも小さいときに親を亡くしてるから、わからんのかな～」という言葉。
 
そうなのか。親も、親になるなり方は、わからないのか！

そこから、親になっていくってどういうことか、子どもの成長に周りの大人がどんな風に関わったらいいのか探求が始まりました。

一番ちいさな社会でもある家族。
だけど、一番小さいからこそ、一番濃密だからこそ、いろんな課題を抱えるのも家族。
じゃあ、幸せな家族を増えるために、自分にできることはなにか、が10代の後半から、私にとっての人生のテーマになった気がします。

大学の時に、児童相談所や児童養護施設に実習に行って直面した”リアル”な出来事の数々。
感じたのは自分の無力さでした。
「ここまでになってしまう前に、何か自分にできることはないのだろうか」と幼児教育や親子の関わりのお手伝いや、人が育つ場に関わる仕事を選んだのは遠い昔。
ですが、最近の子どもたちに関わる痛ましいニュースに触れるたびに
子どもや親子を取り巻く様々なことが、改善されないまま、ある意味根が深くなっているような気がします。
このままでよいのだろか、何かできることはないのだろうか。
そんな想いに、いくつかのきっかけが重なり合って、今に至ります。

こんな風に、関わるに至るストーリーは、きっと人それぞれ。

大人も子どもも幸せに平和に生きる社会の実現。
幸せの形も、ひとそれぞれ。
誰かと比べたり、勝ち組も負け組もない。
一人一人が、自分を大事に、周りの人とつながりあって、幸せだと感じられる社会へ。

「子どもたちの未来のために、今、なにができるのか」
ゆめドリが目指す「こどもたちたちの未来のためのプロジェクト」が、想いを同じくする多くの皆さんと共に大きく広がり、「子どもたちが自由にみらいを創造するチカラを最大化」できる社会になることを心から願っています。

特定非営利活動法人 こどものみらいプロジェクト ゆめドリ
代表理事　三輪裕子