ドリームマップ授業

キャリア教育・ドリームマップ授業について

主体的に生きる力を育むドリームマップ®授業

主体的に生きる力を育むドリームマップ授業とは

2004年以来、累計10万人以上の
児童・生徒が体験しているプログラムです

ドリームマップは「夢への地図」。
ドリームマップ授業で描く夢とは「ワクワクと心が動き出し、行動せずにはいられないこと」。
決して大きく立派な目標や、将来の職 業を決めさせることではありません。
「どのように社会・世界と関わり、より良い人生を送るのか」
対話を通して得た気づき、アウトプットが子どもたちの行動につなげるきっかけとなることを目指すプログラムです。

ドリームマップ = 夢への地図
ドリームマップ授業で描く夢、
それは「どんな大人になりたいか」「自分にとっての幸せってなにか」

      • 自己の興味・価値観をベースに他者や社会とのつながりも含めて未来や目的を思い描く考え方を学び、内省を促す時間設定のもと、段階を踏みながら授業は進みます。
      • 同級生や先生の考えや想いを双方向に学び合い、お互いの個性を認め、 応援し合う関係にも発展していく時間です。
      • 今の自分や未来の自分に希望や目標を持ち、主体的に生きる意欲や態度を育てます。将来像の明確化により、現在の学習と自己実現とのつながりへの気づきも促します。

     

ゆめドリは、「主体的に生きるチカラを育む教育プログラム」として、ドリームマップ授業を児童・生徒の発達段階に合わせてお届けしています。 自らの意思で人生を切り開く原動力であり、主体的かつ積極的に生きる源となる、自分の内側から湧き上がる「こうだったら幸せ」「これをやりたい」という夢=「ワクワクする想い」を引き出します。

参加者の声

夢、というとどんな職業?というイメージでしたが、「どんな自分でいたいか」という視点で考える授業だったので、全員が夢や希望をもって将来の自分について考えることができたので良かったです!(愛知 教員)

授業の前は生徒がドリームマップを作ることができるのだろうかと思っていましたが、講師の方が丁寧に指導していただいたおかげで、一人一人個性的なドリームマップを作ることができましたこと、本当に感謝しております。 (兵庫 教員)

自分の夢を友達に話すことで、自分の夢がはっきり形を持ったものになり、とてもうれしい気持ちになった。 (岩手 小6)

思春期に入り、なかなか自分の表現することが難しくなっている子どもたち全員が、自分の夢を持てたことに感激しました。 自分の夢を一人一人堂々と発表する姿は、普段の教室の中では見ることができないものでした。また、途中参観をしていた保護者からも”子どもたちの夢を聞いて感動しました“という感想がありました。(埼玉 教員)

「何事も前向きに!」と言葉遣いのことをしっかり伝えてくださったことにとても感謝しています。子どもたちは「自尊感情」が低く、すぐ「無理」と言ったり、友達の前で一生懸命頑張る姿を見せることは恥ずかしい、と感じる子がたくさんいます。そんな子どもたちに前向きに頑張る大切さを教えていただきました!(三重 教員)

ドリームマップ授業について

ドリームマップ授業一日の流れ

ドリームマップ授業一日の流れ:1時間目

夢が湧き出る場をつくります
夢に対する枠を取り除き、無限の可能性を感じながら、それぞれが自分の夢と向き合う安心安全の場をつくって行きます。 夢をかなえる法則を知り、自分との対話の準備をします。

ドリームマップ授業一日の流れ:2時間目

自分を知ります
夢を描く前に、自分の価値観や想いと向き合います。自分ひとりでは気づかない自分の良さに、お互いのコミュニケーションを通して気づくことで、自己肯定感、自己効力感も高まります。

ドリームマップ授業一日の流れ:3時間目

ドリームマップを作成します
クラスメイトと一緒に楽しみながら、一人一人が自分の未来のイメージを膨らませます。 友だちの夢は自分の夢を広げてくれる、ステキな刺激です。

ドリームマップ授業一日の流れ:4時間目

ドリームマップを作成します
夢に終わりがないようにドリームマップにも完成はありません。 作りながら感じたこと、気づいたこと、全ては新たな夢のタネ、今日の夢と向き合うことでどんどん広がって行きます。

ドリームマップ授業一日の流れ:5時間目

夢に向かう行動の第一歩は自分の夢を伝えること
自分の中から湧き出た夢を、言葉で伝えみんなと共有します。 互いに夢を伝え、受け止める経験は、共に応援し合う仲間の存在を感じます。

ドリームマップ授業一日の流れ:6時間目

振り返りと行動計画、そして、まとめ
6時間の中での気付きや自己変容をしっかり受け止め、具体的な行動へとつなげます。夢のために今日できることを考える、将来と今が結びつく瞬間です。

学年・校種別の取り組みの紹介

4年生

地域や社会、という意識も持ち始めながら、自分の未来を大胆に描ける年代です。
・総合的な学習の時間における「二分の一成人式」での取り組み
・自己肯定感を高め、明るく前向きに生きていくきっかけに。
・中学受験等が多いので、本格化する前に自分自身の未来を考える機会を。
「一人一人違う夢」をお互いに知り合うことで、他者を温かく認める機会となっているという感想もいただくなど、近年、最もご依頼が増えている学年です。
学年・校種別の取り組みの紹介:4年生

5年生

4年生での二分の一成人式を経て、未来の自分についてのイメージを更に深めたり、高学年として、社会と自己との関わりから自らの夢や希望を膨らませる機会として活用されています。
・道徳の基本方針である、児童が自己への問いかけを深め、未来に夢や希望をもてるようにするための取り組み
・自己や他者への積極的関心を形成発展させたい
・6年生に向けて、目標をもって自分で考え行動できるようになってほしい。
という導入目的も多く見られます。
学年・校種別の取り組みの紹介:5年生

6年生

最高学年の頼もしさと、思春期にさしかかる不安定さ、自己のアイデンティティに目を向ける中で、自己肯定感を低くしてしまう子どもたちも多くいます。
・「小学校の総まとめ」として、これまでの歩みを振り返ると共に、将来や自分の進路について考える機会としたい。
・中学校に向けて将来を創り出していこうとする意欲・態度を育みたい。
・1学期の授業実施でクラスづくりの一環としたい。
お互いの夢を知り、「みんな違って、みんないい」を体感し、応援しあうことで、自尊感情も育んでいきます。
学年・校種別の取り組みの紹介:6年生

中学生

中学校での学級活動の内容としても挙げられている「一人一人のキャリア形成と自己実現」の実践として、各学年で活用されています。
・自己の個性や興味関心と照らして考える
・働くことや社会に貢献することについて考えて行動するきっかけをつくる
進路=高校受験にとどまらない、生き方を含めた主体的な進路の選択と将来設計をイメージし、アウトプットするきっかけとして活用されています。
学年・校種別の取り組みの紹介:中学生

高校生

社会の中での自分の在り方、自分自身の価値観と現実との折り合い、現実を感じながらも「夢を持っていることは大切」と答えるのは、小中学生より高校生の方が多いとの統計もあります。 
「社会」「働くこと」をより身近に感じながら、自分自身の未来をより具体的に考えていきます。

生徒それぞれが「自らが主体的に行動する源となる想いは何か?」というアウトプットを、新たに始まった「総合的な探求の時間」の スタートにしたいと、1年生での導入が増えています。

学年・校種別の取り組みの紹介:高校生

大学生

教職や、教育を支援する仕事を目指す学生たち約900人が、10教室に分かれて、ドリームマップの発表。 キャリアデザインの講義に取り入れられたドリームマップは、どんな教員になりたいのか、教員になって何をしたいのか、なぜ教員なのかを深く考える機会となっています。 大学での実施は、卒業に向けていよいよ身近になってきた社会生活や職業選択の基準は何か、自分は主体的に人生を選んでいるのかなど、社会に出る前に自分自身と向き合い、考えるきっかけの時間となります。 目の前の就職活動のさらに先を考えることで、仕事で何を実現したいのか、生きる方向性を見つけるかもしれません。
学年・校種別の取り組みの紹介:大学生

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ドリームマップ授業を届ける学校ドリマ先生とは

ドリームマッププログラムに関する所定の研修を受講し、認定を受けたファシリテーター。 その中でも「ドリームマップ授業」を学校現場に届けたいという想いを持つ方が、NPO法人ゆめドリの活動会員となり参加しています。
ゆめドリでは、ドリマ先生として参加するためにいくつか条件を設けており、条件の中には更新制度もあります。 ドリマ先生は、年齢、職業や社会的な役割も様々な大人たちが自身も夢を描き、行動し続ける姿を示すべく学び続けています。

学校ドリマ先生について、詳しくはこちらから
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2019年度ドリームマップ報告

2019年度 ドリームマップ授業 活動報告

15年間で全国10万人以上の児童・生徒が授業を体験!!

ドリームマップ授業で描く夢とは「ワクワクと心が動き出し、行動せずにはいられないこと」。決して大きく立派な目標や、将来の職業を決めさせることではありません。
どんな大人になりたいか、どんな生き方をしたいのか、どのように社会・世界と関わりより良い人生を送るのかを自由に大胆に描き、自分にとっての幸せとはどんなことかを考えるきっかけの授業です。
2004年に経済産業省の「起業家教育促進事業」にドリームマッププログラムが採択されてからの15年間で、全国の児童・生徒10万人以上が授業として体験しています。


2019年度は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大抑制の目的で、全校一斉の小中高校の臨時休校要請を受け、実施に至らなかった学校が7校あります。

近年は中学校での実施も増加

教科担任制で1日6時間続けての時間確保のためには学校全体での調整が必要などの課題がある中、他学年の課外学習時にあわせて日程を確保するなどの工夫をされています。
中学1年生では、自己開示と他者理解の機会を早く持つことがクラスづくりにつながることや、先生が生徒それぞれの興味関心や価値観を把握し関わり方の幅が広がることを期待し、入学後すぐの1学期の実施が目立ちます。

また、職場体験の事前や事後で導入し、体験をより具体的に自分ごととして落とし込む機会としても活用されています。
更に、小学4年生時と6年生時、中学1年生時と3年生時など複数年で実施されるケースもあります。同じプログラムを繰り返すからこそ自己の成長の気づきとなり、子どもたちの経験資本となり得ると考えられています。
高校では、生徒それぞれが「自らが主体的に行動する源となる想いは何か?」というアウトプットを、新たに始まった「総合的な探求の時間」のスタートにしたいと、1年生での導入が増えています。
このように、それぞれの学年・さまざまな教科でのねらいに幅広く活用できるプログラムとして導入が広がり続けています。

 
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学校アンケートから

平成30年度4月から11月の申込み書と実施校アンケートの結果

中学校

中学校の申込み段階では、取り入れる学年により、以下の理由があげられていました。

  • 1年生:入学後のクラスづくり
  • 2年生:職場体験の準備
  • 3年生:次のステップに向けての準備
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・自由記述より感想を集計
・主な意見の要旨

  1. 「授業ではあまりない自分と向き合い、夢や将来を考える機会となった」
  2. 「授業に意欲的に取り組んでいた、マップに表現することや発表に真剣に向き合っていた」
  3. 「生徒のいつもと違う一面を見ることができた、その子の価値観が分かった」
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小学校

・自由記述を集計
・主な意見の要旨

  1. 「将来への明るい見通しを持つ、将来・夢を考える機会」
  2. 「自己理解、自己肯定を高める」
  3. 「夢に向かう行動と学習との関連づけ」
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・自由記述を集計
・主な意見の要旨

  1. 「将来を考える機会となった」
  2. 「自分を知る機会」
  3. 「友達を知り応援する気持ちになった」
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キッズイベントなど

学校以外の活動の様子

愛媛新聞でも紹介☆松山市で初の子ども向けドリームマップイベント開催!

2018年7月21日(土)、愛媛県松山市で初めて子ども向けドリームマップ体験イベントが開催され、小学生が楽しく夢を描きました。 愛媛新聞でも紹介していただきました。

保護者のみなさまからの感想も、 「全ての子ども達に具体的に夢を描く機会は大切で、是非広げていただきたいと思います。」 「夢を見つける方法を実際に教えてくれる機会は必要だと思う。」 「人前で発表する練習になるし、夢を叶える為に何をしたらいいか、考えるキッカケになっていいと思います。」 「夢や人生について、学校の取り組みは現在どのようなものがあるか知ってみたいなと感じましたし、ドリームマップは非常に有効だなと感じました!」 などなど、 今後愛媛県の小中学校でドリームマップ授業を導入してほしいとのご期待の声が続々! ありがとうございます! 愛媛の子どもたちにもぜひドリームマップ授業を届けられるよう頑張ります。

各地の様子

 

広島で小学生向け夏休みドリームマップイベント!

毎年恒例となっています、広島での小学生向け夏休みドリームマップイベント!

今年はなんと学生さんとコラボ! マツダ工業技術短期大学校さん、そして福山大学さんにご協力いただき、これからの日本を創る学生さんたちと一緒に子どもたちが夢を描きました。

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